マウスピース矯正とは

このようなお悩みはありませんか?

「歯並びの悪さがコンプレックスになっている」「前歯だけでも治療したい」「前歯にすき間がある」・・・
ただ、「ギラギラ目立つ矯正の装置はつけたくない」「食事とかハミガキが不便になるのは嫌だ」「何十万円も現金を用意するのはちょっと・・・」

このようにお考えの方も少なくないはずです。
このような場合には「マウスピース矯正」が適しているといえます。

 

これまでの矯正治療では

これまでの矯正治療では「ブラケット」というものを歯の1本1本に貼り付けて、そのブラケットにワイヤーを通して、歯に力をかけて少しづつ動かすというものでした。この方法は、ワイヤー矯正やブラケット矯正と呼ばれており、歴史もあり、しっかりとした矯正治療ではありますが、なんといっても金属製のブラケットやワイヤーがギラギラと目立つことを避けられないデメリットがありました。近年では白いタイプのものも登場していますが、やはりある程度目立つことは避けられません。
そのため接客業の場合などには特に治療できないケースも少なくありませんでした。そのため、それを回避するために歯の裏側に矯正装置を付ける方法も登場しましたが、その場合矯正費用もグンとあがることがデメリットとなりました。また、金属アレルギーが心配といった方もいらっしゃいます。

マウスピース矯正の場合は

マウスピース矯正は、ワイヤー矯正よりも後で登場した治療法です。3Dスキャンや3Dプリンター、コンピュータシュミレーションなどのデジタル技術の発展がこのような治療方法を可能としました。マウスピース矯正には様々なメーカーからさまざまなものが出ていますが、共通の部分は、「透明に近いマウスピース型の矯正装置」である「アライナー」を使用するという点です。このアライナーを、現在の歯並びから、歯並びのゴールに向けて、少しづつ形の違うものに付け替えながら歯を動かしていきます。
そして、ワイヤー矯正と違い、完全固定式ではなく、ご自身で着脱可能という点が決定的に違います。また費用感としては、裏側矯正よりも安く済むことがほとんどです。つまり、透明で、目立ちにくく、着脱可能なので、食事やハミガキの時には外すことが出来て、裏側矯正ほど費用がかからないといったメリットがあります。

マウスピース矯正のメリット

・透明に近いため目立ちにくい
・自分自身で着脱可能
・痛みが少ない
・違和感が少ない

マウスピース矯正のデメリット(注意点)

・1日の装着時間の自己管理が大切(1日20時間以上ちゃんと装着する)
・交換のタイミングも自己管理が大切(7日~14日間ごとに新しいマウスピースと交換が必要)
・食事中は外す
・ちゃんと外してハミガキをしてむし歯予防をする